他者に向けて発信することとは

他人に見せるものだからこそ
動画サイトへ自らが作成した動画をアップする。
手順さえ覚えてしまえば難しいことではありません。
小さなお子さんの成長記録や愛猫や愛犬との愛しい日々など、巷には様々な視点から動画サイトへ投稿しているケースが多くあります。
こうした動画サイトへの投稿は容易い反面、もめ事やトラブル、また誹謗の対象となる危険性もはらんでいるのです。
例えば、自分が美味しいと思ったグルメを紹介する際に、分かりやすい表現だと考えて某インスタント麺の百倍美味しいと表現したとしましょう。
自分では分かりやすいつもりでも、その某インスタント麺をこよなく愛する人が見ると、自分の好きなものをバカにしたのではと感じる方もいます。
他人に見てもらうものだからこそ、もし、自分が言われたらどう感じるかを想像することが大切です。
特定の表現を避けることも
見ている側に分かりやすいようにと考えて使った某インスタント麵の百倍美味しいという表現は、この例だけに限らず、様々なケースで起こります。
特定の表現を使えば、それに反応する人も多くいるものなのです。
そして問題が一度発生すれば、それに賛同する人、また反対する人がいます。
問題そのものを発生させたということに問題視する人さえ登場します。
彼らの中にはその声を発して有名になりたいという場合もあれば、自らの中の正義感から声を発するケースもあるのです。
こうなってしまうと動画サイトをアップしてしまった張本人は誹謗の対象となってしまう可能性が高まります。
そのような事態に陥らないためには、特定の商品名や個人名を出さずに、自分が思った感情を表現する方法を選ぶことも大切なのです。